【出汁を使わなくたって、できる】
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出汁に頼りすぎない
以前通った、お料理教室の中で
『出汁に頼りすぎない』ということを教わりました。
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出汁、というのはもちろん和食の中でもとても大切なものであるし、日本の大切な文化。
でも、“出汁をとる”ことにお料理のハードルを上げてしまったり、お料理をつくることが億劫になってしまってもいけない、また素材そのものの味をしっかり味わうということも大切なことなのだと教わりました。
それ以来、わたしもとくにお味噌汁をつくるときなどで、味が出るものは出汁を使わないでつくることが多いです。
例えば、切干大根
ひとつまみ×人数分をとって、軽く洗ってお鍋へ。
水からゆっくり火にかけると滋味深い味が出てきます。
甘いお味噌汁になります。
ちなみに、切干大根の煮物をつくるときも、戻し汁は捨てない方がよいそうです。
栄養分が戻し汁にほとんど出てしまっているのでもったいない!含め煮をする時に、戻し汁を一緒に加えると出汁いらずでおいしくできます。
例えば、玉ねぎ
薄切りにして、やはり水からコトコト・・・。
たまねぎのやさしい甘みが味わえます。
例えば、きのこ類
手で裂いて(この方がうまみがよく出るそうです。もちろん、包丁で切ってもいいです)これも水からコトコト・・・。
きのこ類は冷凍しておけますが、冷凍した方がうまみも増すとか・・・。
~しなければならない、という考えをなくすと、料理も少しはラクになる
出汁に頼らなくてもいいという話を聞いてから、~しなければならない、という料理に対しての枠がとれてラクになった気がします。
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最初は物足りなく思うかもしれませんが、これは味が濃いものに舌が慣れてしまっているからというのもあるのだそうです。
以前より、薄味で満足ができるようになったのも、うれしい効果でした。
料理は毎日のこと。
時間のある時は、しっかり時間をかけた料理をする、短時間で少ない材料で作ってしまいたいときもある、そんなメリハリも大事だと思います。
出汁を使わないお味噌汁は、短時間でまた少ない材料で作ってしまいたいときに、とても活躍してくれます。
こちらの記事は、2015年12月7日のエントリーをリライトしたものです。