台湾では、お寺参りをするのも楽しみにしていたことのひとつでした。
もともと、神社仏閣に参拝するのが好きで、御朱印集めもしています。
台湾のお寺は、日本とはまた違うものでした。
こちらは、市内観光のコースの中で立ち寄った、行天宮。
厄払いや仕事運アップをお願いするにはこちらだそうです。
写真には撮れませんでしたが、迪化街の中には恋愛運で有名なお寺(台北霞海城皇廟)もありました。
台北でいちばん有名なところは、龍山寺。
朝からこんなににぎわっています。
参拝の仕方は、日本と違うので、回りの人を見ながら見よう見まねで参拝(らしきもの)をしてきました。
ここは、いくつもの廟があって、その中にそれぞれ商売繁盛や良縁や、学業など、いろいろな神様が祀られていて、その数は100以上になるのだそうです。
(もともと仏教寺で開かれ、現在は神仏混合だそう)
なので、全体運をお願いするには、こちら1ヶ所でいいのだとか。
廟の中にいる神様もそれぞれ表情が違って、それを見るのもとても興味深いものでした。
おみくじの引き方も日本とは違うようで、事前にガイドブックで予習をしてから挑戦。
引いたのは、大吉よりもさらにいい、上上でした。
もちろん、書いてあるのは漢字ばかりですけど、何となくいいことばかり書いてあるような雰囲気です(笑)
気分を良くして、お守りも購入。
ほかにも、ガイドブックに載っていない、小さなお寺が小さな通りの中にあったりして、そしてどこも線香が絶えなく、参拝している方も、老若男女様々で、信仰が人々の暮らしに根づいているのだろうなということを実感することができました。
若い方も熱心に参拝されているんですよね。
特に、龍山寺は観光客だけでなく、地元の人と思われる方の参拝もとても多かったのですが、たくさんの方がお経?を唱えていて、それが日本で聞くものとはまた違って、歌のように軽やかに聞こえたのです。
日本の神社仏閣だと、厳かな雰囲気が漂い、静寂な感じもありますが、台湾では、その軽やかに聞こえたお経や、方々でたちこめる線香の煙や(線香も日本のものとは違う長いものでした)参拝する方たちの熱気みたいなものも感じられて、それが合わさって、自分も元気が出てくるような、まさに『パワースポット』という感じがしました。
ほんの一片ではあると思いますが、台湾の文化に少しでも触れることができました。
また来ることができるようにお願いもしてきました。