毎年恒例の母のマーマレードと、母のルーツとか
緊急事態宣言が解除になったあと、それまでメールでしか連絡していなかった母のところへ様子を見に行きました。
顔を見るのは2ヶ月以上ぶりだったと思います。
この時期、母が毎年作っているのがマーマレード。
『今年も作ったわ』とお土産にと持たされました。
毎朝のパンにも載せていますが、最近はまっているラムレーズンにも入れてみたり。
皮も太目に切ってあって、いかにも手作り感満載ではあるのですが、この太目の皮がほろ苦くて好きなのです。
昔から慣れ親しんだ味。
聞けば、これは母が高校生の時の調理実習で教わったレシピなのだとか。
50年以上前、60年近く前のレシピです。
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こんな、母との他愛のない会話でも、最近は気に留めておくことが多くなりました。
ここ数年、母から昔のこと、それも幼少時や結婚前のことを時々聞くことがあります。
『小さい時は〇〇に住んでいた』とか、『〇〇から〇〇へ移った』『学生の時にこんなことがあった』とか、初めて聞いたような話もいくつかあったりして、以前なら聞き流してしまっているようなことでも、ちょっと書き留めておこうというものもけっこうあります。
何故なのか?
きっと母のルーツみたいなものを、元気なうちに、今のうちに、母の口から聞いておきたい、聞いてみたい、というのがあるのかもしれません。
きっとわたし自身も年をとってきたからですね。
あとは、父が亡くなった時に、母は父のルーツを遡るのにかなり苦労した話を聞いたというのもあります。(諸手続きのために、戸籍を取り寄せたりする必要があって、何故か引っ越しの度に本籍地を変更していたため、それを遡るのが大変だったそうです)
なので、万が一の時のためにもある程度聞いておきたい気持ちもあるのです。
当時にしては、母は結婚が遅かったので、20代の頃は仕事も遊びもしっかり楽しんでいたようですが、結婚を機に仕事も辞めて、専業主婦になったので、仕事も遊びもバリバリな母は想像できませんでした。
そんな昔話を聞くのがけっこう楽しくて、ちゃんと覚えておきたいなと思うのです。
まぁ、まだまだしっかり元気いっぱいなので、これからもいろんな話を聞いておこうと思っています。
そんなことも思いつつ、わたし自身も今までのこととかちゃんとまとめておきたいと思っている最近です。
こういうのにまとめてみたい。
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今日もお読みいただきありがとうございました。