らっきょうの甘酢漬けとみそ漬け
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この時期になると、らっきょう仕事と梅仕事が待ってます。
・・・といかにも毎年やってる風に言いましたが、待ってるのはうちの母。
昨日はたくさん届いた、らっきょうの仕込みのお手伝いをしてきました。
毎年、母は10キロのらっきょうを仕込みます。
それを、毎年うちと弟の一家と、叔母が楽しみにしているのです。
正直、らっきょう漬けは、わたしはたまに1粒2粒食べる程度でいいのですが(もともと漬物があまり得意ではない)、主人が好きで出せば出すだけ食べてしまいます。
黙々とらっきょうのひげと皮をむいて、むいて・・・。
洗って水気をよく切って、甘酢に漬け込みます。
これで4キロ分くらい。
よく漬かって食べごろになるには少し時間がかかります。
小粒なものは、こんな風にみそ漬けになりました。
適当な量のみそを入れるだけで簡単です。
翌日くらいからもう食べられて(ただまだ“若い”というか、それほど漬かってはいません)だんだんとみそが染みていって、らっきょうからも少し水分が出てしんなりしてきます。
余ったみそも、きゅうりなどにのせて使うことができます。
わたしはどちらかというとこちらの方が好きです。
夏の時期のおつまみにも最適。
らっきょう漬けというと、大量に仕込むなどとハードルが高くなるかもしれませんが、みそ漬けなら少量でもできるので手軽にできるかもしれないですね。
(なんて、母が漬けたのをそのままもらってきただけですが・・・)
毎年、らっきょう10キロ、梅10キロを漬けている母は、年もとってきたので毎年「今年はどうしようかしら・・・しんどくなってきて」とこぼします。
でも、らっきょうも梅干しも、売っているものはほとんど買ったことがなく、昔から母の味に慣れ親しんできたので、やっぱりおいしくて好きな味なのです。
そして、ひとり暮らしをしている今は、こんな手仕事も生活の張り合いになるのかなと思い、「今年もみんな楽しみにしているよ」と仕込みをすすめます。
その罪滅ぼし?のために、たくさん仕込むうちのほんの少しですが、お手伝いに向かいます。
作り方を聞いたりしながら、母の味には追いつけないけど、いつかは母の手仕事を受け継げたらとこっそりと思っています。