イニシエーション・ラブ、という映画を観ました。
予告を前に観たことがあったのですが、よくあるような若い人向けの恋愛映画かしらって思ってました。わたしが観ても、遠い目をしてしまうような・・・。
だから、主人が借りてきても、あまり興味を持てなかったんです。
でもけっこうおもしろかった。
舞台が1987年あたりなんです。
その頃に20歳前後だった方には特におすすめ。
わたしは、そこよりもう少し下の世代なのですが、映画で出てくるアイテムが懐かしいものばかり。
カセットテープとか、黒電話とか・・・。
昭和の時代のものって、今でも愛すべきものが多い気がして、好きなんです。
流れている歌も、どれも懐かしくて、それを観ただけでも楽しかった。
物語の展開も、当時だからこその想いとかがあって、デジタル世代の今とは違う心の動きとか、相手とのやりとりなどがあって、懐かしい気持ちときゅんとしてしまう気持ちもありました。
「最後の5分、全てが覆る」とあるんですけど、そこに至るまでの展開も見どころ。
当時だからこその展開なんですよね。
何気なく観た映画だったのですが、最後まで見入ってしまった、懐かしい恋愛映画でした。