ここ数日、夜のテレビから遠ざかっていました。
いつもなら夕食後、映画のDVDを観たりするのですが、主人の体調が悪かったりして早くに休んでしまうので、わたしは寝るまでの間、ひとり時間を楽しんでいました。
観たいテレビ番組もあまりなく、録画していたのも観終わってしまっていたので、テレビを消してゆっくり過ごすことに。
おかげで、手帳をゆっくり開いたり、旅行のリサーチをしたり、読書もゆっくりできたりしました。
次に読み始めた400ページ近い小説も読み終わりました。
昭和30年代頃とかが舞台になっているドラマや映画だと、茶の間にテレビがなくて、夕食後はみんなで談笑したり、個々に裁縫や編み物をしたり、手紙を書いたり本を読んだりしているシーンがよく出てきたりしますが、最近そういうのにすごく憧れるんです。
こういう時代だったり、朝ドラの場面だったり・・・
テレビを観ながら、あっという間に過ぎてしまう時間とは違ってもっと時間が流れるのがゆったりで、有意義に過ごせていたんじゃないのかな・・・と。
そんなことをテレビをつけて、ドラマや映画を観ながら感じているのも何か矛盾してはいますが(笑)
でも、テレビのノイズのない夜の時間はとても静かでゆったりできました。
(うちの周りは交通量も少なくて、とても静かなのです)
うちはもともと寝る時間も早いので、テレビを観て夜更かし、ということはほとんどないのですが、それでも感じる充実感。
テレビのノイズだったり、いらない情報だったり、過剰な情報だったり・・・そんなことに普段どれだけ振り回されているかを感じました。
(もちろん、必要な情報もありますが、もっと主体的に情報をとればいいのだと思うのです)
思いがけずやってきたひとり時間でしたが、もっともっと時間を主体的に使っていこうと思わせてくれたできごとでした。