今年もDVDを借りてきて、いろいろな映画を観ました。
もともと、夜に観たいテレビがあまりない、というところからDVDを借りてくるようになり、映画を観るようになったのですが、(あまりおもしろくもない)テレビをダラダラ見るより、充実の時間を過ごせていると思います。
うちは今でもアマゾンとかではなくて、ショップに行って観たい映画を探して借りてきているのです。(主人に仕事の帰りに借りてきてもらってます)
ジャケットを見ながら探したりするのですが、あまり期待していないものが面白かったり、期待して観たけどつまらなかったり・・・借りたいものがずっと貸出中だったり・・・どれもご縁のひとつかなと思ったりします。
今年観た邦画の中でよかったものをいくつかピックアップ。
〇リトル・フォレスト
夏・秋版を観て、すぐに冬・春版も観ました。
東北の田舎の片隅の小森という地区で暮らすいち子ちゃんが主人公の、1年の物語。ドラマティックな展開はないけれど、しっかりと『暮らして』いるいち子ちゃんが素敵でした。
鎌倉に住む3姉妹と、過去に出て行った実父が亡くなったことにより初めて出会った異母妹のすずとの、4人の生活を描いた物語。
3姉妹も、長女、次女、三女らしい振舞いもあり、またそれぞれで葛藤を抱えており、末っ子の立場となるすずも、愛人の女性の子供だというところから負い目も感じており、お互いにそんな心のぶつかり合いがありながらも、しっかりと生きていこうとする4人が良かったです。
とても好きな街の、鎌倉が舞台になっているのもよかった。
〇しあわせのパン
原田知世さんと大泉洋さんが夫婦で、北海道のきれいな湖のほとりで小さなカフェを開き、そこにやってくるお客さんとのストーリー。
旦那さんがパンを焼いて、奥さんがスープを作って・・・それを食べるお客さんの表情が幸せそうで。まだほんのり温かいパンを手にそっと載せているような、そんなほわっとした温かい映画でした。
〇あん
つい先日観た映画。
樹木希林さんの存在感のある演技が素敵。
こんなラインナップからでもわかるかと思いますが、景色がきれいだったり、出てくる食べ物がおいしそうだったり・・・といったような映画に惹かれます。
そして気持ちがほっこりするような。
洋画もいろいろ観ました。
こちらも好きな作品をピックアップしてみたいと思います。