母から今年の梅干しとらっきょう漬が届きました。
先日、親戚の家へ遊びに行った際に、親戚の分とうちの分、2件分の梅干しとらっきょう漬、重たい荷物をかかえてやってきた母。
“重たいから、うちの分は自分で取りに行くから”と伝えてはいたのですが、「ちょうどできあがったから、早く渡したくて」と。
おかげさまで、土用を過ぎて、できたての梅干しとらっきょう漬をいただくことができました。
梅干しは、しっかり干せたとのことでふっくら。
見ているだけで、すっぱい口になります。
梅干しを見ると思い出すのがこちらの映画
「梅はその日の難逃れ」と言って、朝食の席にいつも梅干しが添えられていました。
らっきょう漬は、まだ“若い”ような感じではありますが、これからもっと味が染みていくのでゆっくり楽しんでいただきたいと思っています。
らっきょう漬を作る時にみそ漬けもいっしょに作ってもらいました。
大事に大事に食べていたのですが、少し前に食べ終わってしまいました。
日が経つにつれてみそがどんどん染みていって、その漬かり具合の違いも楽しめました。
わたしは甘酢に漬けたのより、みその方が好きかなと思います。
皮をむいて、みそに漬けるだけ、すぐに食べられるので簡単にできます。
来年は自分でも作ろうと思っています。
母は毎年、梅もらっきょうも10キロずつ仕込んでいて、仕込む時期も一週違いくらいで近いので、6月に梅とらっきょうが届くと、家事が終わったあと、夜なべ仕事でいつも仕込んでいました。
わたしも、そんな様子をいつも見ていたからか、梅干しもらっきょう漬も「つくるのは大変なもの」というイメージができてしまっていたようです。
でも、さすがに母も歳を重ねてきて、毎年「今年はどうしようかしら・・・」とこぼすようになりました。
来年は母が作る分のほんの少しでも手助けできればなと思っています。
母が元気なうちに、作り方のコツみたいなものも聞いておきたいですしね。
口が曲がりそうなくらい、酸っぱい酸っぱい梅干しを食べながら、そんなことを考えました。
「梅はその日の難逃れ」暑い夏もこれでばてずに過ごせそうです。